突発性難聴 克服への道

突発性難聴の治療

治療法

突発性難聴の治療は、まず有力視されている「ウィルス感染説」を想定して、ウイルスによる内耳の炎症を抑えるステロイド剤を投与するのが一般的です。ステロイド剤は内服か点滴注射で、だいたい7日から10日間ほど投与します。

合わせて、「内耳循環障害説」を想定して血液の循環をよくする血流改善剤、血液が固まるのを防ぐ抗凝固剤、血管を拡張して血液の流れをよくする血管拡張剤、感覚細胞や聴神経の働きを活発にする代謝促進剤やビタミン剤を投与することもあります。

薬物治療では、これらの薬を組み合わせて使っていき、効果がない場合には、組み合わせをいろいろ変えて、最も効果のある組み合わせを探ります。ただし、さまざまな薬剤を使うので、妊娠中の方や授乳中の方が治療を受ける場合は、薬剤によって胎児や乳児の安全性に関わることもあります。産婦人科医と耳鼻咽喉科医に充分な連携をとってもらいながら治療を受けることが大切です。

薬物治療で聴力が回復しない場合は、高気圧の環境で高濃度の酸素を体内に送り、内耳の機能を改善する、高圧酸素療法が取られます。ただし特殊な設備が必要なので、実施している施設は限定されます。

他に、95%の酸素と5%の二酸化炭素を混合した気体を吸入して血管を拡張させる混合気体吸入や、交感神経を休めて血流改善を促す、星状神経節ブロックという治療を行う場合もあります。しかし突発性難聴は、治療により必ず治る病というわけではなく、早期に適切な治療を受けても完治しなかったり、後遺症が残る場合もあります。

スポンサードリンク

突発性難聴の基礎

突発性難聴の基礎

突発性難聴の症状

突発性難聴の症状

突発性難聴の治療

突発性難聴の治療

突発性難聴に似た病気

突発性難聴に似た病気
Copyright (C) 突発性難聴 克服への道 All Rights Reserved