突発性難聴 克服への道

突発性難聴の治療

ステロイド剤

一般的にステロイドと呼ばれる薬剤は、副腎皮質ホルモンの中の糖質ステロイドを化学的に合成したものです。抗炎症、免疫抑制および抗アレルギー作用などがあり、突発性難聴の治療には、ウイルスによる内耳の炎症を抑える作用や、炎症に伴って起こる内耳の血管のむくみを取り、血行を良くする作用を目的として使われます。

ステロイドは強い薬のため、長期連用すると副作用が発生する場合がありますが、突発性難聴の治療では1週間から10日程度と短期間の使用で、やめる場合も徐々に薬の量を減らしていくので、副作用の心配はほとんどありません。

ただし、ステロイド投与によって血糖値が上昇し、糖尿病が急性に悪化することがあるので、糖尿病や肝疾患の治療を受けている場合には、内科医による血糖値のコントロールを同時に行うことが大切です。

また妊娠中や授乳中の女性には、一般的にステロイドを使用しません。他にも、まれに短期間の使用でも副作用が発生する場合があります。まず、体の免疫力が低下するため、風邪やインフルエンザに感染しやすくなります。手洗いやうがいなどを徹底して清潔を心がけましょう。

また胃粘膜への刺激により、胃の不調が出たり、胃潰瘍ができやすくなることもありますが、これは胃の粘膜保護剤と併用することにより予防できます。またステロイド精神病といって不眠やうつ状態になったり、食欲が出たり、満月様顔貌といって顔が丸くなることもありますが、これらの症状はステロイド剤の投与が終われば元に戻ります。

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突発性難聴の基礎

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突発性難聴の症状

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突発性難聴の治療

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